着こなし術

【メンズファッション】ダサいを解消。セットアップ着こなし術基本版

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質問

セットアップって最近聞きますけどセット売りされている服ですか?

元々は『上下お揃いの』素材、柄、色の服を着るファッションのことを指します。

HI10×2KI

この条件に合った物であるなら馴染みの深いイメージでいうとスーツもセットアップの一種とも捉えられます。

ジャケットとスラックスでセットアップ(ツーピースとも言う)やベストをプラスしたスリーピースというスーツスタイルのものを指すことが多かったが現代ではカジュアルウェアの様々な部分にファッションとしてセットアップが使われるようになりました

ファッションの起源で言うと元々スリーピースが一般的であったフォーマルスタイルが第二次世界大戦以降ベストが省略されたのが起源。

スーツスタイルがカジュアルダウンされツーピースになり、カジュアルファッションのトレンドとしてセットアップが人気になった。

セットアップポイント

  • 上下お揃い。
  • 上下同素材。
  • 上下同柄。
  • 上下同色。

セットアップの着こなし術をアパレル経験10年以上の『ヒトトキ』が解説します

この記事でわかること

  • 系統(ジャンル)別セットアップの着こなし術

【メンズファッション】系統(ジャンル)別セットアップの着こなし術

上下お揃いの素材、柄、色の物を着ることをセットアップ。

簡単なようで実は奥が深い。この条件でいうと上下スウェットもセットアップ。

ジャケットにスラックスでもセットアップ。

では上下スウェットは『家着』、ジャケットにスラックスは『ビジネス』になるのではないでしょうか。

そんなセットアップをファッションとして着る為には自分に合う系統を決めることと着こなし術を活用することが必要です。

選ぶ系統によりアイテム、形、サイズ感が異なります。

難しそうに聞こえるかもしれませんが自分に合った服を着こなすことが『どことなくお洒落』の決め手です。

自分の系統、スタイルにあったものを選びましょう。

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落ち感を得意とする【モード&トラッド】のセットアップ

様々なファッションシーンにおいてセットアップを活用するスタイル

肩が落ちる程のビックシルエットのトップスを選ぶ。

化学繊維を織り込んだ艶やかな素材が好まれる。

幾何学柄やチェック等の柄物も個性的。

ブラック、ベージュ、ホワイト、ブラウンがおすすめ。ボトムはロールアップですっきり見せる。

  • テーラードジャケット×スラックスを選択。ボリュームのあるトップスに合わせるボトムは極太ワイドパンツか程よい細さのテーパードスタイル。インナーはロングシャツかビックTを合わせると相性が良い。
  • ノーカラージャケット×カラーパンツを選択。襟無しのジャケットセットアップは得意技。インナーはTシャツ。少しルーズ目の大きさが相性が良い。
  • テロシャツ×テロボトムを選択。テロっとした素材の開襟シャツと同素材のボトムを合わせる涼し気なスタイル。インナーはTシャツ。少しルーズ目の大きさが相性が良い。

セットアップポイント

  • 化学繊維を織り込んだ艶やかな素材。
  • ボリュームトップス。
  • チェック柄。
  • ブラック、ベージュ、ホワイト、ブラウン。

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大人で落ち着いた【アメカジクラシック】のセットアップ

『アウトドア』『ワーク』を象徴とするクラシカルなセットアップを活用するスタイル

アウトドアに代表する機能素材やワークに代表する無骨な凹凸のある素材を選ぶ。

ベージュ、カーキ、ブラウンが好まれる。

  • ワークジャケット×チノパンを選択。無骨な古き良き労働者スタイル。凹凸のある素材のシャツスタイルかサーマルTなどが相性が良い。
  • 機能素材のジャケット×機能パンツを選択。アウトドアの生地をジャケットスタイルに落とし込んだ上品なスタイル。
  • デニムジャケット×デニムを選択。デニムオンデニムとも呼ばれるスタイル。淡色は避け濃色のセットアップは落ち着いた大人のスタイル。インナーはシャツ合わせがバランスが良い。

セットアップポイント

  • ワークとアウトドアを意識する。
  • 基本はシャツスタイル。
  • 凹凸のある粗目の素材。
  • ベージュ、カーキ、ダックブラウン。

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できる男の休日『キレイ目カジュアル』のセットアップ

様々な素材感のジャケットを代表するセットアップを活用するスタイル

動き易いリラックスジャケットが基本。

ロールアップ、スニーカー、インナーはTシャツの幾つかを混ぜ込むことでカジュアルダウンする。

裾はロールアップで爽やかに。

ブラック、ネイビー、グレーが好まれる。

  • テーラードジャケット×スラックスを選択。ビジネスカジュアルスタイル。スーツ、シャツ、革靴のビジネススタイルと差別化を意識。
  • リネンジャケット×リネンパンツを選択。夏のセットアップの王道スタイル。リネン素材で涼しく過ごす。
  • カノコジャケット×カノコパンツを選択。編み目が特徴的なリラックスセットアップ。艶のある素材感で清潔感を維持。
  • スウェットジャケット×スウェットパンツ。スウェット素材のジャケットセットアップ。細身のすっきりスタイルがカッコよい。

セットアップポイント

  • 基本はジャケットスタイル。
  • ロールアップ、スニーカー、インナーでカジュアルダウン
  • きめの細かい艶のある素材。
  • ブラック、ネイビー、グレー。

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少し難しい『サーフラグジュアリー』のセットアップ

合わせ方を間違えるとダサくなる少し上級者向けセットアップスタイル

ジャージ、スウェット、デニムを細めで着こなすのが基本。

バランスをとるのが難しい。

よっぽど自身のある人意外は避ける方が無難。

ブラック、ネイビー、グレーが好まれる。

  • G‐ジャン×デニムを選択。デニムオンデニム。濃色より、淡色が好ましいが上下の濃淡をしっかり分けるとバランスが良い。インナーはTシャツかチェックシャツ。前は開けてスタイリッシュに。
  • スウェットパーカー×スウェットパンツを選択。間違えると家着。とにかく細めでスマートな物を着こなす。
  • トラックジャケット×トラックパンツを選択。ジャージのセットアップのこと。スウェット同様とにかく細めでスマートな物を着こなす。

セットアップポイント

  • 基本はリラックススタイル。
  • とにかく細くピタッとスマート。
  • できるだけきめの細かい艶のある素材。
  • ブラック、ネイビー、グレー。

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まとめ:考えるべきは自分に合う服は何か、4つの系統を考える

と、いうわけでまとめると。

セットアップは上下同素材、同柄、同色で着られるスタイル。自分に似合うのは自分に馴染むセットアップを選ぶこと。

大事なのは自分に馴染むセットアップを見つけることです。

選ぶポイント

  • モード&トラッドは独特な雰囲気のある中性的なスタイル。
  • アメカジクラシックはカジュアルだけど上品な大人っぽいイメージ。
  • キレイ目カジュアルはスマートで爽やかな大人のイメージ。
  • サーフラグジュアリーはカジュアルだけどリラックス感のある男らしいスタイル。

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