デニムオンデニムはダサい?お洒落?
デニムオンデニムってよく聞くけど、何がお洒落で何がダサくないの?と疑問を持って調べている人も多いのではないでしょうか。
ある人から見ると格好良くてもある人から見るとダサい。
ファッションにはそのような捉え方は日常茶飯事ですよね。
つまり、ある程度の人気トレンドはあるものの系統でダサいダサくないか決まるわけではありません。
実際に着ている人に馴染んでいるかが判断基準になります。
お洒落と言っても人其々ですよね?
ジーンズにデニム素材のトップスを合わせる着こなし方はダサいと言われて敬遠されることが多いでしょう。
しかし、一方でお洒落な人のデニムオンデニムは雑誌やメディアに良く登場しますよね。
つまり、デニムオンデニムがダサいのではなく、アイテムの選び方と着こなし方に問題があります。
ファッションを考える上でどのような基準で選べばお洒落に着こなすことができるのかという思考が必要になります。
是非続きの文章をご覧になり判断していただければ幸いです。
デニムのトップスにデニムのボトムってダサい?難しい?
お客様の良くある声です。少しのコツでお洒落な着こなし方になります。
デニムオンデニムは難しいと思われることが多いですが人気のあるお洒落なコーディネイトです。
一般的にダサいと言われるのは自分に馴染んでいないコーディネイトをしているからです。
このイメージを持てないとデニムオンデニムでなくてもダサいと言われる人になりますよね。
デニムオンデニムの始め方
- 自分の系統に馴染むサイズ感を把握する。
- サイズのメリハリを知る。
- 色のメリハリを知る。
- デザインに注目する。
- 各系統の着こなしのイメージを育てる。
『普通にお洒落』に必要なのは自分に馴染む格好をすることです。
自分に馴染む系統を決めてイメージを育てましょう。
そんなデニムオンデニムに関しての知識をアパレル経験10年以上の『ヒトトキ』が解説します。
自分に馴染む系統の決め方はこちら☟
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記事の信憑性
記事を書いている私はアパレル歴10年以上実務40,000時間以上。
販売員・店長・仕入にも携わってきました。
たくさんのお客様を接客しコーディネートもさせていただく中で培った知識を持っています。
自分自身も勿論『服』が好きで色々な服を着て見て触って体感してきました。
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デニムオンデニムとはお洒落なイメージ
デニムとはアメリカのゴールドラッシュに代表する炭鉱夫の作業着に起源をもちます。
デニムオンデニムの着こなしは1950年代のロックミュージシャンに認知されたことに始まりました。
その後、1980年代にアパレルブランドがコレクションで発表したことでファッションとして大きく広がりました。
作業着から始まりロックミュージシャンに認知されたことから、今でも男くさいワイルドなイメージが残り、デニムオンデニムのハードルを上げていると思われているというのが現状です。
しかし、一方で国内海外含む多くのファッショニスタがデニムオンデニムをお洒落に着こなしているのも事実ですよね。
つまり、一般的にファッションとして認知されるデニムオンデニムはスマートでスタイリッシュが基本になりメリハリをつけることで男くさいダサい着こなしから解放されお洒落な着こなしとなります。
メリハリを大事にする
- サイズのメリハリ
- 色のメリハリ
- デザインのメリハリ
- 着こなし方のメリハリ
では、詳しくポイントを説明していきましょう。
デニムオンデニムサイズのメリハリを作る
まずは野暮ったい、男くさいと評価される原因はどこにあるのでしょうか。
それはゆるいトップスにゆるいボトムス合わせる事でだらしない着こなしになるということです。
ファッションにおいてどのような着こなしであっても同様の現象が起こりますよね。
しかし、デニムオンデニムになるとそれが顕著にダサいと言われる原因になります。
メリハリのあるサイズの選び方をイメージすると着こなしがうまくいきます。
サイズのメリハリ
- 細いデニムトップス×細いデニムボトム。(細身Iラインシルエット)
- 細いデニムトップス×極太のデニムボトム。(Aラインシルエット)
- ルーズなデニムトップス×細いデニムボトム。(Yラインシルエット)
- ルーズなデニムトップス×ルーズなデニムボトム。(太目Iラインシルエット)
特にボトムスをより細身を選ぶことでバランスが良くなります。
細身Iラインシルエットを意識しましょう。
ボトムスさえ細いものを選ぶと多少トップスがゆるくなってもYラインシルエットができあがり安易にバランスをとることができます。
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モード&トラッドに関しては別枠で極太&ルーズスタイルを好んで着こなします。
その条件は体型が細めであるか中性的な容姿が必要です。
特に肩が落ちるようなビックサイズでバランスをとるスタイルですね。
サーフ ラグジュアリー | モード& トラッド | アメカジ クラシック | キレイ目 カジュアル | |
細身 Iラインシルエット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Aラインシルエット | × | 〇 | 〇 | × |
Yラインシルエット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
太目 Iラインシルエット | × | 〇 | × | × |
デニムオンデニム色のメリハリを作る
失敗しやすいデニムオンデニムの色の合わせ方は『淡色×淡色』か淡色と濃色の間の『中濃色×中濃色』です。
このデニムオンデニムの着こなしが似合うのはイケメンか上級者ですよね。
一般的な人でも馴染みやすいのは『淡色×中濃色』か『淡色×濃色』です。
そのほか『ブラックデニム×ブルーデニム』や『ホワイトデニム×ブルーデニム』等トップスとボトムスの色に差があるもの程お洒落に着こなすことが出来ます。
上品に、キレイ目に着こなす場合はワントーンのデニムオンデニムが好まれます。
しかし、色の組み合わせは『濃色×濃色』でワンウォッシュ等の色落ちがほとんどない物が、よりカジュアル感を消してくれるキレイな着こなしになります。
色のメリハリ
- 『淡色』×『中濃色』か『淡色』×『濃色』。濃淡でグラデーションを作る。
- 『ブラック』×『ブルー』か『ホワイト』×『ブルー』色の区別を作る。
キレイ目の着こなしは『濃色』×『濃色』が良い。
デニムオンデニムダメージで作る
どうしても『淡色』×『淡色』の合わせ方がしたければダメージデニムかペイントデニムを選びましょう。
ダメージやペイントがデザインになっているので上下の『淡色×淡色』のやぼったいイメージを格好良い物に変化させます。
デニムオンデニム着こなしのイメージを育てる
ではどのような系統の着こなしがどのようなデニムオンデニムに馴染むのかを見ていきましょう。
自分に馴染む格好をする事で『普通にお洒落』は実現できます。
- サーフラグジュアリーはカジュアルだけどリラックス感のある男らしいスタイル。
- モード&トラッドは独特な雰囲気のある中性的なスタイル。
- アメカジクラシックはカジュアルだけど上品な大人っぽいイメージ。
- キレイ目カジュアルはスマートで爽やかな大人のイメージ。
このイメージをデニムオンデニムにリンクさせます。
サーフラグジュアリー
- デニムオンデニムの中にきるのはTシャツ、ニット、チェックシャツ。
- タイトな着こなしにタイトなインナーの男らしいスタイル。
- スポーツスニーカーやキャップを合わせてカジュアルな着こなし。
- 裾と袖はロールアップ(巻き上げる)し涼しげで余裕のあるイメージに仕上げる。
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モード&トラッド
- デニムオンデニムの中にきるのは長めのTシャツ、ニット、シャツ。
- ルーズな着こなしでお洒落で斬新なスタイル。
- 革靴、革サンダル、ハット等を合わせてカジュアルダウンしすぎないように調整する。
- 裾から大きく見えるインナーがアクセントになる。
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アメカジクラシック
- デニムオンデニムの中にきるのはシャツ合わせ基本。シャツにニットやニットベストを合わせる、インナーダウン等もお洒落。
- 落ち着いた大人なスタイル。
- スニーカー、革靴を合わせバンダナやハンチング等で上品なポイントを作る。
- 裾と袖はロールアップ(巻き上げる)で動きを出し上品な大人のイメージに仕上げる。
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キレイ目カジュアル
- デニムオンデニムの中にきるのはシャツ合わせ基本。凹凸の少ない艶のあるシャツにニットやニットベストを合わせる、インナーダウン等もお洒落。
- 爽やかで清潔感のあるスタイル。
- 細身のスタイリッシュなスニーカーや革靴を合わせ、ネクタイや時計、ハットでフォーマルなポイントを作る。
- 『濃色×濃色』で清潔感のあるキレイなイメージに仕上げる。
キレイ目カジュアルの着こなしイメージはこちら☟
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デニムオンデニムの着こなしテクニック
お洒落かダサいかを分けるのは服の選び方だけでしょうか。
実際は着こなしのポイントを知っているか知らないかだけでも命運は大きく分かれます。
少しのテクニックを意識するだけでも印象を大きく変えることが出来るという事ですね。
ポイント
- 袖は一撒きロールアップする⇒動きを出すと涼し気で手を長く見せる効果もある。
- 裾はくるぶしが見える程度ロールアップする⇒足首の細さがバランスを作る。爽やかさがアップ。
- キレイ目を差し込む⇒①インナーの素材を艶のある物を加える。②シャツスタイルにする。➂革靴やハット等小物でキレイ目を加える。カジュアルな中に差し込むキレイ目でデニムオンデニムのカジュアルすぎが中和される。
- ジャケットの裾からインナーをちょい見せする⇒トップスとボトムのデニムの間に違う素材、色が入るのでサンドイッチ効果でバランスを取りやすくなる。サロン系トラッド意外は裾からのインナーの露出が大きくなるとだらしなくなるので注意。
- ジャケットの前は開ける⇒前を閉めるとデニム一色になるのでインナーを見せバランスをとる。
まとめ:デニムオンデニムはお洒落なスタイル
と、いうわけでまとめると
まとめ
- 自分の系統に馴染むサイズ感を選ぶ。
- サイズのメリハリを作る。
- 色のメリハリを作る。
- デザインを加える。
- 各系統の着こなしのイメージを膨らませる。
自分に馴染むデニムオンデニムのイメージを育てましょう。
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