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メンズファッション夏の快適『機能素材選び』の基礎知識

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質問

夏涼しく乗り切れる素材ってリネンですよね!!

リネンは涼しい素材です。多くのお客様にも大分に浸透してきましたね。しかし、近年夏を快適に乗り切るために機能素材に注目されています。

HI10×2KI

では機能素材とは何なのでしょうか。

簡単に言うと伸縮、吸湿、蒸散、速乾等のアクティブさや体温調整を手助けするために開発された繊維のことです。

それに加え洗濯が可能で手入れが楽という利点がある機能素材も多いです。

近年の気温の上昇に伴って暑い日が多く9月になっても残暑が厳しい。

熱中症等、人体への悪影響が深刻になっています。

オフィススタイルにおいてもクールビズの大頭とともにストレスフリーな仕事着を求める流れから開発が進んできました。

それに加え、東京五輪を目前にスポーツへの関心が盛り高まってきたことからスポーツMIXのファッショントレンドが機能素材をさらに加速させアクティブで快適なカジュアルウェアとしてトレンドになっています。

ただのファッショントレンドというわけではなく快適に過ごせるようになっています。

わかりやすく言うとユニクロさんの『エアリズム』や『ヒートテック』が機能素材を使われて開発されて大ヒットした商品になります。

ライフスタイルをより快適に過ごすための知識をアパレル歴10年以上の『ヒトトキ』が簡単に解説します

この記事でわかること

  • 機能素材の見つけ方

夏を快適に過ごすための機能素材

  • 夏は快適に過ごしたい
  • 細身の格好でも楽に過ごしたい
  • 職場でも楽な服が着たい
  • お手入れがめんどくさい

誰でも楽に快適に過ごすことを望んでいます。夏は暑いからより暑さを体感したい、動きにくい服が好きなんです。なんて人は少ないでしょう。

この願望をかなえるため各メーカー趣向をこらし日々服作りに取り組んだ結果、思っている以上多くの商品に機能素材が採用されています。今やTシャツやボトム、シャツやポロシャツ、ジャケットまで様々なアイテムで機能素材が使われています

では、服を買う時に機能素材を見分ける為にはどうすればよいのか。

ここでいきなり登場します。服を買う時の写真のこれって『値段を確認するためには必要だけど何枚も重なってて邪魔だな』と感じたことのある人は多いのではないでしょうか。

実はその下げ札が機能素材を見分ける為に必要な情報なのです。

大体、1枚は『ブランドタグ』1枚は『ショップタグ(セレクトショップの場合)』それ以上についている場合の多くは『attention(取扱い注意)』『機能素材や加工等の付加価値』を示す下げ札がついています。

意外とこの下げ札って値段を見ること以外に興味がないですよね。

しかし、購入するにあたってのヒントがたくさん載っているので是非確認してください。

それでは、夏を快適に過ごすための機能素材の紹介をしましょう。

※専門用語を並べ立てるとややこしいので簡単に用途説明を行います。

圧倒的人気の機能素材『クールマックス』COOLMAX

利点

  • 毛管作用による水分の吸い上げと蒸散でべたつきを抑える。
  • 通気性が良く涼しい。
  • 繊維構造による吸湿速乾性が高い。
  • 洗濯による色落ちの軽減。
  • 生地安定性が高く型崩れやしわになりにくい。

今や一般的になった『クールマックス』はご存じの方も多いのではないでしょうか。

『クールマックス』といっても実は涼しくするだけではなく冬には繊維構造により保温効果もある優れもの。

暑い時は涼しく寒い時は暖かく快適な温度調整をしてくれる機能素材です。

着心地と使い心地を快適にする素材『ソロテックス』SOLOTEX

利点

  • 軽快なストレッチ性でより細く快適でストレスフリーを実現。
  • 際立つソフト感でなめらかな柔らかい肌触り。
  • 優れた現状回復力で型崩れやしわになりにくい。
  • 調和性が高く化学繊維意外の天然素材とも馴染みやすいので混紡される。
  • クッション性が高くふわふわでヘタレにくい。
  • 発色性が良くより鮮やかで色あせしにくい。
  • 植物由来の原料のため環境にやさしい。

まだ知名度の低い機能素材なのでアパレルや生地に詳しい人意外耳慣れないかもしれませんが、意外と多くの商品に採用されています。

体温調節というよりもストレッチ性や現状回復に特化した素材

お気に入りの服を長く快適に着ることに役立つ機能素材です。

天然の機能素材『プラスクール』PLUSCOOL

利点

  • 従来化学繊維でしか得られなかった3つの機能を綿で実現。
  • スーパーストレッチにより快適に。
  • 生地安定性が高くしわになりにくいイージーケア。
  • 接触冷感の高機能による肌触りの涼しさ。

化学繊維の専売特許とされていたストレッチ性、生地安定性、接触冷感を綿で実現した機能素材

化学繊維が苦手な人におすすめ。

勿論天然素材なので環境にやさしい。

あついさむいを丁度良いにする素材『アウトラスト』OUTLAST

利点

  • 高温の環境下で熱くなりすぎないように。
  • 低温の環境下で寒くなりすぎないように。

身体の表面温度を察知して快適な温度へと調整してくれる素材。

NASAの為に開発された画期的な温度調整に特化した機能素材

通気性コントロール素材『ベントクール』VENTCOOL

利点

  • 乾燥時に通気を抑え体温の低下を防ぐ
  • 発汗等の多湿時に通気性が良くなり涼感性が増す。

素材本体の水分の含有量により繊維が捲縮し、肌表面の湿度調節を行ってくれる機能素材

多湿時に通気が良くなるので速乾性をもつ素材。

まとめ:知って得する商品タグ

と、いうわけでまとめ。

  • 圧倒的人気の機能素材『クールマックス』COOLMAX
  • 着心地と使い心地を快適にする素材『ソロテックス』SOLOTEX
  • 天然の機能素材『プラスクール』PLUSCOOL
  • あついさむいを丁度良いにする素材『アウトラスト』OUTLAST
  • 通気性コントロール素材『ベントクール』VENTCOOL

知らないことが多かったのではないでしょうか。実際自分自身も今回の記事で深く知らなかった一つ一つの機能素材の違いを知ることが出来ました。

一言…機能素材すごい!!色々と用途が違う!!

どの機能素材が良いとか悪いではないのでお買い物の際に一度商品タグに注目して見て下さい。

夏のフルレングスのボトム(長ズボン)やジャケットスタイルには必須な機能素材。

買ってお得なファッションライフが過ごせますよ。

折角ある付加価値を知らずに購入する程無駄なことはないですよね。

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