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ダサいを解消。おすすめ『アウターの選び方』大人メンズの為の種類と基礎知識

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質問

アウターって種類も多いし、何を基準に選べば良いですか?

お客様のよくある声です。『サイズ感』、『生地感』、『種類』でカジュアルからキレイ目まで雰囲気が大きく変化します。自分に馴染む系統に合わせた一着を選び方を解説します。

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こんにちは『ヒトトキ』です。

アウターの言葉の由来は『outerwear(アウターウェアー)』。

つまり、『外側に着る上着』のことを言います。

『ジャケット』『ブルゾン』『コート』等、様々な種類はあるがこれらを総称して『アウター』と言います

パーカー等の羽織アイテムを『アウター』と言う場合もありますが、基本的には上記3つに分類される服が『アウター』でパーカーは『スウェット』に分類されることが一般的です。

一言で『アウター』といっても、カジュアルなものからキレイ目なものまで様々です。

では、『どういった基準で選べば良いの』という声が聞こえてきそうですね。

ポイント

  • ブルゾン』⇒裾を絞った着丈の短い上着。腰くらいの着丈でカジュアルな印象が強い。
  • ジャケット』⇒着丈の短い前開きの上着。お尻にかかるくらいの着丈で男らしく上品な印象が強い。
  • コート』⇒最も外側に着る事を想定した上着。お尻が隠れるくらいから膝くらいの長さまで着丈は様々で上品でキレイ目な印象が強い。

大きくはこの3種類で分類されます。

そこに『デザイン』が合わさって多種多様な名称で分類され、『素材感』でカジュアルからキレイ目の印象が変化します。

ポイント

カジュアル寄りかキレイ目寄りか『デザイン』と『素材』、『色』で複合的に判断される

カジュアルキレイ目
着丈短い長い
前閉じZIPボタン
ポケットの量多い少ない
ポケットの形外付け内付け
無し有り
凹凸が粗くざらつきがある凹凸がなく滑らか
艶がなく色褪せている艶があり光沢感が有る
暖色、中性色寒色、無彩色
カジュアルとキレイ目の特徴

これらの特徴を複合的に判断して自分に合う一着を選びます。

アウターの始め方

  • アウターは一番外側に着るメインとなるファッションアイテム。
  • アウター選びは『サイズ感』、『デザイン』、『素材』と『色』で複合的に決まる。
  • アウターの種類と形を知る。
  • アウター選びは自分の系統で決める。
  • 自分にあったイメージを育てる。
  • アウター選びの着こなしとイメージを育てる。

選ぶポイント

  • サーフラグジュアリーはカジュアルだけどリラックス感のある男らしいイメージ。
  • モード&トラッドは独特な雰囲気のある中性的でキレイなイメージ。
  • アメカジクラシックはカジュアルだけど上品な大人っぽいイメージ。
  • キレイ目カジュアルはスマートで爽やかな大人のイメージ。
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そんなアウターに関しての知識をアパレル経験10年以上、たくさんのアウターを見て、着て、お客様に提案した『ヒトトキ』が今だから言える『本質』を解説します

記事の信憑性

記事を書いている私はアパレル歴10年以上実務40,000時間以上経験しています。

販売員・店長・仕入にも携わってきました。

自分自身も昔はファッションがよくわからず何がお洒落なのか…という悩みも多い『ただ服が好きというだけの普通の人』でした。

しかし、たくさんのお客様と接しコーディネートもさせていただく中で知識と経験を確立する事ができました。

色々な服を着て見て触って体感した中で『ファッションの根本には言葉で説明できる法則性はある』と実感しています。

そんな『ヒトトキ』が『アウター』の選び方を紹介させていただきます。

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目次(タップで移動可)
  1. 季節によって変わるアウターの選び方
  2. ブルゾンタイプアウターの種類と選び方
    1. 【ブルゾンタイプ①】カジュアルでも上品で馴染み易い『ZIP UPブルゾン』
    2. 【ブルゾンタイプ②】カジュアルで男らしい『MA-Ⅰ』
    3. 【ブルゾンタイプ③】上品で男らしい『スイングトップ』
    4. 【ブルゾンタイプ④】スポーティでカジュアルな『コーチジャケット』
    5. 【ブルゾンタイプ⑤】スポーティでアクティブな『ナイロンアウター』
    6. 【ブルゾンタイプ⑥】アクティブでカジュアルな『ボアブルゾン』
  3. ジャケットタイプアウターの種類と選び方
    1. 【ジャケットタイプ①】シンプルで使い易い上品に見せる『テーラードジャケット』
    2. 【ジャケットタイプ②】無骨な男らしさを上品に見せる『ワークジャケット』
    3. 【ジャケットタイプ③】カジュアルで格好良い『G‐ジャン』
    4. 【ジャケットタイプ④】男らしく上品で格好良い『ライダースジャケット』
    5. 【ジャケットタイプ⑤】男らしく格好良い『ミリタリージャケット』
    6. 【ジャケットタイプ⑥】格好良くて上品な『CPOジャケット』
    7. 【ジャケットタイプ⑦】防寒性に優れた冬のメインアウター『ダウン(中綿)ジャケット』
  4. コートタイプアウターの種類と選び方
    1. 【コートタイプ①】シンプルで馴染みやすく上品な『ステンカラーコート』
    2. 【コートタイプ②】カジュアルで爽やかに着れる『ショップコート』
    3. 【コートタイプ③】格好良くラグジュアリーな『トレンチコート』
    4. 【コートタイプ④】シンプルでキレイ目に着れる『チェスターコート』
    5. 【コートタイプ⑤】カジュアルで可愛らしい『ダッフルコート』
    6. 【コートタイプ⑥】上品で格好良い『Pコート』
    7. 【コートタイプ⑦】男っぽく格好良い『モッズコート』
  5. まとめ:アイテム選びは自分に馴染む物を選ぶ

季節によって変わるアウターの選び方

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アウターは春、秋、冬で使いまわせると思っている人は意外と多いですが、季節により少しの違いがあります。

アウターには大きく分けて2種類に分けられます。

基本的に春、秋に着る薄手のアウターを軽アウター(ライトアウター)冬に着る厚手のアウターを重アウターと呼びますね。

秋と冬は勿論『ぶ厚さ』、『生地』で見た目に分かり易いが、春と秋でも違いがあります。

春・秋・冬の季節に応じて、同じデザインでも仕様に大きな違いがあるのですね

季節感を間違うと、季節外れの服を着ていると印象を与え『ダサい』服装になってしまいます。

まずは、春・秋・冬の概念と共にどのように違いがあるか見てみましょう。

春のアウター

これから気温が上がる暖かく柔らかいイメージの軽アウター

  • 裏地がない』⇒服の内側に張り合わせた裏地がなく一重(ひとえ)と呼ばれる薄い生地。
  • 涼しい素材』⇒綿やリネン、化学繊維等、繊維が細めで薄い素材。
  • 明るい色』⇒春をイメージさせるパステルカラー等の淡い薄い色。夏をイメージさせるビビットカラー等の明るい色。

秋アウター

これから気温が下がる寒さに備えるイメージの軽アウター

  • 裏地がある』⇒服の内側に張り合わせた裏地がある少しぶ厚めの生地。
  • 暖かい素材』⇒綿やウール、化学繊維等、繊維が少し太めで中肉の素材。
  • 褪せた色』⇒秋をイメージさせるフェイドカラー等の色褪せた色。冬をイメージさせるダークカラー等の暗い色。

冬のアウター

気温が低くさらに増す寒さに備えるイメージの重アウター

  • 暖かい裏地がある』⇒服の内側に張り合わせたウール、ボア等を使った裏地があるぶ厚い生地。
  • 暖かい素材』⇒綿やウール、化学繊維等、繊維が太めで肉厚の素材。
  • 暗い色』⇒冬をイメージさせるダークカラー等の暗い色。

この特徴を踏まえた上で、次の項目でアウターの種類を選びましょう。

前述したように、アウターには『ブルゾン』、『ジャケット』、『コート』の3種類があります。

ここから、さらに『デザイン』によって分かれる種類を細分化していきましょう。

ブルゾンタイプアウターの種類と選び方

ブルゾンとは裾を絞った着丈の短い上着の事です。

腰くらいの着丈でカジュアルな印象が強いのが特徴です。

カジュアルな印象が強いブルゾンに合わせるボトムスや服は素材、色等で少しキレイ目要素を意識すれば馴染みやすいですね

サーフ
ラグジュアリー
モード&
トラッド
アメカジ
クラシック
キレイ目
カジュアル
ZIP UPブルゾン
MA-Ⅰ×
スイングトップ××
コーチジャケット×××
ナイロンアウター
ボアブルゾン×
各系統と各ブルゾンの相性

【ブルゾンタイプ①】カジュアルでも上品で馴染み易い『ZIP UPブルゾン』

フロントが裾から首回りまでZIPで開け閉めが可能なアウターです。

襟の形は様々で、襟の有無から立ち襟やリブになっている物で名前と印象が変わります。

この項目で言う『ZIP UPブルゾン』は襟付きの物を記載します。

こんな人におすすめ

襟が有ることで、カジュアルな中にも少し上品な印象を与えるブルゾン

無骨で男らしいスタイルから、キレイ目なスタイルまでカジュアルな着こなしの中に少し上品な着こなしがしたい人に選ばれます

【ブルゾンタイプ②】カジュアルで男らしい『MA-Ⅰ』

元々、空軍用のフライトジャケットとして作られたフロントが裾から首回りまでZIPで開け閉めが可能なアウターです。

袖と丈の短いリブのついた、裾と襟の代わりに取り付けられたリブが特徴です。

本格的なものは、飛行高度が高く寒い飛行船内用に防寒に強化した、肉厚で水分の氷結にも強い丈夫なナイロン素材で作られています。

現代では、本格的な重アウターからディティールだけ継承した、タウンユースでも使い易い薄手の軽アウターまで様々なシーンで人気のブルゾンですね。

本格的なMA-Ⅰは、一部のコアなミリタリーファンか少し奇抜なファッション感度の高い人に好んで選ばれます。

本記事では、一般的なブルゾンとしておすすめを執筆します。

こんな人におすすめ

襟がリブになっていることで、カジュアルで男らしい印象を与えるブルゾン

格好良い男らしいスタイルから、キレイ目スタイルまでカジュアルで格好良い着こなしを+オンしたい人に選ばれます

【ブルゾンタイプ③】上品で男らしい『スイングトップ』

元々、ゴルフ用に開発された、フロントが裾から首回りまでZIPで開け閉めが可能なアウターです。

別名として、米国では『ドリズラージャケット』英国では『バラクータ』と呼ばれるが同じものですね。

本格的なものは防水布製、又はナイロンで作られた多少の雨風を防ぐことが出来る用に作られている軽アウターです。

首元を覆う立ち襟と袖と丈の短い裾のリブが特徴ですね。

ゴルフ用のアウターとしておじさんが来ているイメージが強いスイングトップは、トレンドの波があり時代によっては見向きもされない傾向があります。

現在では人気が再沸し、注目のアイテムとなっています。

近年のファッションの流れからすると、おそらく一過性のトレンドではない定番の人気アウターになってくるのではないかと予測されます。

数年前に絶頂を迎えたMA-Ⅰも、下火の時期を長く経過したのち定番の軽アウターとして定着した経緯があるので今後定番化していきますね。

こんな人におすすめ

首元を覆う立ち襟が上品で男らしい印象を与える

無骨で男らしいスタイルからトレンドを意識した少し奇抜なスタイルまで上品で男っぽい着こなしを+オンしたい人に選ばれます

【ブルゾンタイプ④】スポーティでカジュアルな『コーチジャケット』

名前の由来は、アメリカンフットボールのコーチが着ていたフロントがスナップボタンのナイロンブルゾンです。

そのナイロンブルゾンをヒップホップカルチャーのアーティストが着用し、ストリートファッションとして広がりました。

襟があり裾と袖がゴムで絞られている形が一般的ですね。

こんな人におすすめ

スポーツからストリートファッションに広まったスポーティでカジュアルな印象が強い

無骨で男らしいスタイルから中性的で少し奇抜なスタイルまで着こなしにスポーツを+オンしたい人に選ばれます

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【ブルゾンタイプ⑤】スポーティでアクティブな『ナイロンアウター』

ナイロン(合成繊維)で作られたZIP UPブルゾンです。

スタンドZIP(立ち襟)の形とフード付きの形がバリエーションとして製造されます。

スタンドZIPの方が男らしく、フード付きの方が少し可愛らしい印象を与えますね。

手軽に羽織れるものから、本格的に登山に使われる機能性の高いマウンテンパーカーまで多種多様なものがあるのが特徴的です。

本記事では手軽に羽織れるナイロンジャケットとしておすすめを紹介します。

こんな人におすすめ

スポーツ、手軽なアウトドアから広まったスポーティでアクティブな印象が強い

格好良く無骨で男らしいスタイルからキレイ目で奇抜なスタイルまで着こなしにスポーツを+オンしたい人に選ばれます

【ブルゾンタイプ⑥】アクティブでカジュアルな『ボアブルゾン』

もこもことしたボア生地で作られたアウターです。

スタンドZIP(立ち襟)の形と、フード付きの形がバリエーションとして製造されます。

スタンドZIPの方が男らしく、フード付きの方が少し可愛らしい印象を与えますね。

アクリル等の合成繊維や、天然のウールで作られた保温性が高く伸縮性もある着心地が良いモノまで品質は様々です。

アウターのライニングやインナーとして使われることも多いが、近年では冬のメインアウターとしても人気が高いです。

こんな人におすすめ

アウトドアで着られることが多く、タウンユースのファッションとしても広がった。アクティブな印象が強い

格好良く男らしいスタイルから無骨で男らしいスタイルまで着こなしにアウトドアを+オンしたい人に選ばれます

ジャケットタイプアウターの種類と選び方

ジャケットとは着丈の短い前開きの上着のことです。

お尻にかかるくらいの着丈で、男らしく上品な印象が強いのが特徴ですね。

ジャケットに合わせるボトムスや服は素材、色等でキレイ目:カジュアルが7:3になるように意識が必要です。

サーフ
ラグジュアリー
モード&
トラッド
アメカジ
クラシック
キレイ目
カジュアル
テーラードジャケット
ワークジャケット×××
G‐ジャン
ライダースジャケット
ミリタリージャケット××
CPOジャケット
ダウンジャケット
各系統と各ジャケットの相性

【ジャケットタイプ①】シンプルで使い易い上品に見せる『テーラードジャケット』

スーツでセットアップで着られるジャケットのような前ボタンのアウターです。

厳密にいうと『スーツのジャケット』と『テーラードジャケット』は仕様が違います。

『テーラードジャケット』の方が、丈が短く肩パッドの入っていないカジュアルに着こなせる仕様になっているのが特徴ですね。

『一つボタン』『二つボタン』『三つボタン』というように、ボタンの数で着丈の長さが違い雰囲気が変わります。

ボタンの数が少ない程着丈が短くスタイリッシュで、ボタンが多い程着丈が長く上品な大人の着こなしになります。

素材にも注意が必要です。

スーツのようなつるっとした素材の物もあれば、凹凸のあるコットンやリネンで織られたものもあります。

艶のある滑らかな生地はキレイ目な印象を与え、凹凸がありざらつきのある生地はカジュアルな印象が強くなります。

こんな人におすすめ

ジャケパンスタイルやビジネスカジュアル等で着られることが多い、スーツを少しカジュアルウェアに変えた上品な印象を与える

格好良く無骨で男らしいスタイルから、キレイ目で奇抜なスタイルまで、全てのジャンルで選ばれることの多い、上品な着こなしに選ばれます

※キレイ目スタイル程凹凸のない艶のある素材を選び、無骨でカジュアルなスタイル程凹凸の色褪せた素材を選ぶ。

【ジャケットタイプ②】無骨な男らしさを上品に見せる『ワークジャケット』

元々、労働作業着として作られた前見ごろに、多数の貼り付けのポケットがついた丈長めのアウターです。

テーラードジャケットのようにフロントをボタンで留める仕様で、襟元のVラインが浅いのが特徴です。

別名カバーオールとも呼ばれるが和製英語なので、海外では通じないことがあるのもファッションの面白さですね。

本来のカバーオールは、ジャケットとパンツが一体化になったつなぎを指すことが多いが、日本ではジャケットだけのワークジャケットと認知されています。

こんな人におすすめ

元々は作業着の為カジュアルな印象が強い。しかし、フロントボタンのテーラードジャケットにも似た雰囲気があるので男らしい上品さも同時に印象付ける。

無骨で男らしいスタイルが選ぶカジュアルで上品な着こなしに選ばれます。

【ジャケットタイプ③】カジュアルで格好良い『G‐ジャン』

労働者用の作業着としてジーンズに合わせるトップスとして製造されたデニム地のアウターです。

時代の経過により形を変え、1930年代に製造された1st、1950年代に改良された2nd、1960年代に改良された3rd、知る人ぞ知る1960年代後半に改良された4thと其々形に特徴があります。

一番ポピュラーで多くの人がイメージするG-ジャンの形は3rdの形ですね。

歴代のジージャンのデザインの中でもファッショナブルでスタイリッシュな着やすい3rdモデルが採用されているのですね。

最近では胸のポケットが大きく、デザイン性のある2ndをモデルとした形が物珍しさから作られることが増えています。

3rdよりも2ndの方がワークウェアよりの無骨な仕様になっているのが特徴ですね。

こんな人におすすめ

元々は作業着でデニム地の為カジュアルなアイテムだが男らしく格好良いお洒落な印象を抱く人が多い

格好良く無骨で男らしいスタイルから、キレイ目で奇抜なスタイルまで、全てのジャンルで選ばれることの多い、格好良い着こなしに選ばれます

※G-ジャン自体がカジュアルなアイテムなので、ボトムスかインナーにキレイ目の要素と取り入れることでこなれた着こなしにし易い。

【ジャケットタイプ④】男らしく上品で格好良い『ライダースジャケット』

バイカー用として作られた、革製で丈の短いZIP UPアウターです。

フロントがスタンドカラー(立ち襟)のセンターにZIPがある仕様になっている『シングルライダース』と、前立てが重なり防寒性、防風性を高めたダブルの仕様になっている『ダブルライダース』に分けられます。

本来は、革製のアウターをライダースジャケットと認知されていたが、現代では革意外で作られた製品も含めてデザインでライダースジャケットと認識されています。

こんな人におすすめ

『シングルライダース』はシンプルで馴染みやすくスタイリッシュな印象を与える。

『ダブルライダース』はデザイン性が有り男らしく奇抜な印象も与える

格好良く無骨で男らしいスタイルからキレイ目で奇抜なスタイルまで、全てのジャンルで選ばれることの多い、上品で格好良い着こなしに選ばれます

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【ジャケットタイプ⑤】男らしく格好良い『ミリタリージャケット』

その名の通り、軍用に作られたアウターを総称して『ミリタリージャケット』と呼びます。

前述したMA‐Ⅰを始めN2B、N3Bや後述するモッズコートやP-コート等、軍用に開発された物は全て『ミリタリージャケット』に当たるのだが、一般的にはM‐65の形を指して呼ばれることが多いですね。

本記事ではM‐65を『ミリタリージャケット』として記載します。

前見ごろに立体的なポケットが多くついている、ZIP UPのミドル丈のアウターです。

風を防ぐ為の比翼(ZIPの外側につけられた布生地)や、腰回りのドローコード(ウエストを絞る為に内側につけられた調節紐)が特徴的ですね。

こんな人におすすめ

軍用アウターなのでカジュアルで男らしい印象を与える

格好良いスタイルや無骨な男らしいスタイルのワイルドでカジュアルな格好をしたい人に選ばれます

【ジャケットタイプ⑥】格好良くて上品な『CPOジャケット』

『CPO』とは『Chief Petty Officer』頭文字をとった略字ですね。

元々は、アメリカ海軍下士官のチーフが着ていたアウターとして作られました。

ウール素材でシャツの形をした、胸にフラップ(蓋)つきのポケットが取り付けられた軽いアウターですね。

シャツとアウターの間に位置する軽く着やすいアイテムです。

こんな人におすすめ

軍用に開発された服ではあるがシャツの形でウール素材の為格好良さに上品さを併せ持った印象を与える

格好良く無骨で男らしいスタイルからキレイ目で奇抜なスタイルまで、全てのジャンルで選ばれることの多い、上品な着こなしに選ばれます

【ジャケットタイプ⑦】防寒性に優れた冬のメインアウター『ダウン(中綿)ジャケット』

防寒性に優れた内側に詰め物が入っているボリュームのある重アウターです。

中の詰め物により『ダウンジャケット』と『中綿ジャケット』に分かれます。

『ダウンジャケット』は、ダウンと呼ばれる水鳥のおなかの羽毛とフェザー(羽根)を合わせて梱包されているジャケットを指します。

『中綿ジャケット』は、ダウンとフェザーの代わりに化学繊維を入れることで保温性を高めたジャケットです。

現代ではダウン最強時代とは違って『ダウンが良い』『中綿が劣る』というわけではなく、動物愛護と化学技術の発達により『中綿』の精度と需要が上がっているのも特徴ですね。

こんな人におすすめ

上半身のボリュームが大きくなることからどちらかと言うとカジュアルな印象が強くなる

『ダウンジャケット』『中綿ジャケット』の分類の中でも様々な形が有り印象は大きく変わる

とにかく冬の防寒対策には持ってこいの一番に選ばれるアウターです

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ダウンジャケットとは本来釣りや登山等のアウトドアシーンや寒冷地での作業者の防寒着として開発された製品 ...

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コートタイプアウターの種類と選び方

コートとは、最も外側に着る事を想定した上着を指します。

シャツやニットの上に羽織る場合や、ジャケットやブルゾンの上から着るアウターとしても優秀ですね。

お尻が隠れるくらいから、膝くらいの長さ、長いモノでは膝下まで着丈は様々で上品でキレイ目な印象が強いのが特徴です。

コートに合わせるボトムスや服は、キレイ目スタイルにもカジュアルスタイルにも馴染みやすいので手軽なおしゃれが楽しめます。

サーフ
ラグジュアリー
モード&
トラッド
アメカジ
クラシック
キレイ目
カジュアル
ステンカラーコート×
ショップコート
トレンチコート×
チェスターコート×
ダッフルコート××
Pコート
モッズコート×
各系統と各コートの相性

【コートタイプ①】シンプルで馴染みやすく上品な『ステンカラーコート』

ジャケットの上からでも着ることが想定された、丈が長く、高い襟付きのアウターです。

ラグランスリーブ(肩の継ぎ目がなく首回りから袖の下まで斜めに切り替え線が入ったデザイン)と、比翼(ZIPの外側につけられた布生地)が特徴ですね。

『ステンカラーコート』とは和製英語であり『バルマカーンコート』と呼ばれることもあります。

タウンユースの他にも、スーツの上から着ることが出来る防寒用のコートとしても選ばれます。

こんな人におすすめ

丈長のコートは総じて上品な印象を与える。その中でもステンカラーコートは上品で大人っぽい印象が強い

無骨で男らしいスタイルからキレイ目で奇抜なスタイルまで上品で大人っぽい着こなしがしたい人に選ばれます

【コートタイプ②】カジュアルで爽やかに着れる『ショップコート』

エンジニアコートともワークコートとも呼ばれる、元々はアメリカの作業員が着ていた作業着のことを指します。

販売員の制服として使われていたことから『ショップコート』と呼ばれます。

上記『ステンカラーコート』と少し似ているが、ジャケットの上から着ることは想定されていないコンパクトで薄手のコートですね。

基本的に裏地(服の裏側に張り付けられた布)がなく、シャツ変わりに軽く羽織ることが出来るライトアウターです。

こんな人におすすめ

丈長のコートは総じて上品な印象を与える。その中でもショップコートは気軽に羽織ることが出来るカジュアルで爽やかな印象が強い

格好良く無骨で男らしいスタイルからキレイ目で奇抜なスタイルまで、全てのジャンルで選ばれることの多い、カジュアルで爽やかな着こなしに選ばれます

【コートタイプ③】格好良くラグジュアリーな『トレンチコート』

第一次世界大戦中イギリスの軍人が、寒冷地である欧州での戦争に対応する為に作られた丈長のアウターです。

肩のボタンで留めることができるショルダーストラップ、チンストラップ(首元を閉めることが出来る布地)、袖のストラップと腰のベルトはスタイリッシュに見せつつも防寒対策に適した様々なディティールが特徴ですね。

軍用を始め警察官や自衛官等、ジャケットの上から着ることのできるコートとして使われていました。

現代では、タウンユースの他にもスーツの上から着ることが出来る防寒用のコートとしても選ばれます。

こんな人におすすめ

丈長のコートは総じて上品な印象を与える。その中でもトレンチコートはジャケットの上に着ることが出来るような格好良くラグジュアリーな印象が強い

格好良いスタイルからキレイ目で奇抜なスタイルまで格好良くラグジュアリーな着こなしをしたい人に選ばれます

【コートタイプ④】シンプルでキレイ目に着れる『チェスターコート』

テーラードジャケットを長くして、コート仕様にしたようなフロントボタンのアウターです。

チェスターフィールドコートとも呼ばれ、チェスターフィールド伯爵が着たコートから由来している説があります。

基本的に肉厚のウールで作られる冬用のコートを指します。

こんな人におすすめ

丈長のコートは総じて上品な印象を与える。その中でもテーラードジャケットに似ているチェスターコートはニットの上に一枚で羽織るようなキレイ目な印象が強い

格好良いスタイルからキレイ目で奇抜なスタイルまでシンプルでキレイ目な着こなしをしたい人に選ばれます

【コートタイプ⑤】カジュアルで可愛らしい『ダッフルコート』

フードがついていて、フロントをトグル(木や角で作られた部品)と革や紐で作られたループでとめる丈長のアウターです。

元々、北欧の漁師の仕事着として作られ、イギリス海軍の防寒着としても使われていました。

現代ではタウンユースで着られる、基本的に肉厚のウールで作られる冬用のコートを指します。

こんな人におすすめ

丈長のコートは総じて上品な印象を与える。その中でもトグルのデザインが目立つダッフルコートはカジュアルで可愛らしい印象が強い

キレイ目から中性的で少し奇抜なスタイルまでカジュアルで可愛らしいな着こなしをしたい人に選ばれます

【コートタイプ⑥】上品で格好良い『Pコート』

風が吹く方向によってフロントの重ね合わせを変更する事で寒さを軽減する為に開発された、ダブル仕様のミドル丈のアウターです。

船の甲板や艦橋で作業することが多かった19世紀イギリス海軍の軍服として着用されていました。

手袋の着用時でも取り外しがし易い、大き目のボタンとダブル仕様のフロントが特徴ですね。

基本的には肉厚のウールで作られる冬用のコートです。

こんな人におすすめ

丈長のコートは総じて上品な印象を与える。その中でもダブル仕様のPコートは上品で格好良い印象を与える

格好良く無骨で男らしいスタイルからキレイ目で奇抜なスタイルまで、全てのジャンルで選ばれることの多い、上品で格好良い着こなしに選ばれます

【コートタイプ⑦】男っぽく格好良い『モッズコート』

米国地上軍の防寒衣料として開発された、フード付きのロングアウターです。

1951年に開発されたことからつけられたモデル名のM-51とも呼ばれます。

膝丈くらいまでの長さと裾の燕尾状の先割れとドローコード(絞り)が特徴です。

この形状からフィッシュテールパーカーとも呼ばれます。

基本的には裏地やライナーがついている冬用アウターですね。

こんな人におすすめ

丈長のコートは総じて上品な印象を与える。その中でもモッズコートはカジュアルに羽織ることが出来る男らしく格好良い印象を与える

格好良く無骨で男らしいスタイルから奇抜なスタイルまで少し独特で男らしく格好良い着こなしをした人に選ばれます

まとめ:アイテム選びは自分に馴染む物を選ぶ

と、いうわけでまとめると

まとめ

  • アウターは一番外側に着るメインとなるファッションアイテム。
  • アウター選びは『サイズ感』、『デザイン』、『素材』と『色』で複合的に決まる。
  • アウターの種類と形を知る。
  • アウター選びは自分の系統で決める。
  • 自分にあったイメージを育てる。
  • アウター選びの着こなしとイメージを育てる。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

アウター選びは一番メインに着る服なので目立ちます。

少しキレイ目を意識した生地感や色を選ぶと失敗することを回避できます。

是非この機会に一度考えていただければ幸いです。

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