裾の長さってどうすればよいの?
お客様の多くの声です。足の長さは人それぞれなので裾直しをおすすめしますがロールアップで決めることで足長効果とこなれ感を出すことが出来ます。
長すぎる裾をたるませて履いているとそれだけでやぼったいだらしない印象を与えます。
ロールアップとは裾を巻き上げることです。
ロールアップすることで細めのシルエットに変換でき足長効果と爽やかさも演出してくれます。
基本裾直しは靴を履いてない状態で少し裾を踏むくらいで合わせると丁度良いとされますが靴の種類によってもたるみが出てしまいます。
そんな時にもロールアップは大活躍。シチュエーション毎に裾を切ったり伸ばしたりできないのでロールアップを活用しましょう。
ポイント
- すっきりとした裾の始末は印象が良い
- 足長効果がある
- 細身のシルエットになる
今やボトムスの着こなし術で定番となったロールアップ。
手持ちのボトムスでも今すぐできるロールアップはするかしないかで大きく印象を変えることが出来ます。
スタイルのメリハリもついて抜け感もでる実践するだけで『どことなくお洒落』と思われるテクニックです。
ロールアップの始め方
- ロールアップは抜け感とシルエットのメリハリを出す着こなし術
- 自分に馴染む系統を決める
- 細巻きはキレイ目に太巻きはカジュアルに見せる
- 王道のレギュラーロールのイメージを育てる
- こなれた着こなしワンロールのイメージを育てる
- 知る人ぞ知るダブルターンナップのイメージを育てる
『どことなくお洒落』に必要なのは自分に馴染む格好をすることです。自分に馴染む系統を決めてイメージを育てましょう。
そんなロールアップに関しての知識をアパレル経験10年以上の『ヒトトキ』が解説します。
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【メンズファッション】ロールアップはスタイルのメリハリと抜け感を演出するテクニック
ロールアップと言ってもただ裾を巻き上げれば良いだけではありません。
幅の太さや巻き方で印象が大きく変化します。
ポイント
- 足元に動きを出すことでこなれ感アップ
- くるぶしを見せると爽やかさアップ
- 細巻きでキレイ目を演出
- 太巻きでカジュアル感を演出
- きっちり巻くとキレイ目を演出
- 大雑把に巻くとカジュアル感を演出
サーフ ラグジュアリー | モード& トラッド | アメカジ クラシック | キレイ目 カジュアル | |
レギュラーロール 2~3㎝幅 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
レギュラーロール 4~5㎝幅 | × | 〇 | 〇 | × |
ワンロール 裾の縫い目幅 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ワンロール 2~4㎝幅 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ワンロール 5~10㎝以上幅 | × | 〇 | 〇 | × |
ダブルターンロール 一折目5㎝幅 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ダブルターンロール 一折目6~8㎝幅 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ダブルターンロール 9~10㎝以上幅 | × | 〇 | 〇 | × |
※モード&トラッドは上品な着こなしには幅を狭く、奇抜な着こなしには幅を広くとる
※アメカジクラシックは上品な着こなしには幅を狭く、無骨な着こなしには幅を広くとる
選ぶポイント
- サーフラグジュアリーはカジュアルだけどリラックス感のある男らしいスタイル。
- モード&トラッドは独特な雰囲気のある中性的でキレイなスタイル。
- アメカジクラシックはカジュアルだけど上品な大人っぽいイメージ。
- キレイ目カジュアルはスマートで爽やかな大人のイメージ。
各系統に馴染むロールアップを選びましょう。
【メンズファッション】ロールアップの王道、角がなく丸い『レギュラーロール』
一番一般的なロールアップテクニック。
通常2~3センチ幅に折り込んで、同じ幅で2~3回巻き込んだスタイル。
折込の幅が広くなったり、巻込みの回数が多くなると、カジュアルになる。
角がなく丸い形になるので少し可愛らしい印象を与える。
ポイント
- 2~3㎝幅、2~3回巻込み⇒一般的でカジュアルなロールアップをしたい人が選ぶ。
- 4~5㎝幅、2~3回巻込み⇒可愛らしいカジュアルなロールアップをしたい人が選ぶ。
- 4~5㎝幅、4回以上巻込み⇒ロールアップがもたつき、だらしないイメージ。
【メンズファッション】シンプルでお洒落な『ワンロール』
名前の通り一折するだけのロールアップテクニック。
一折だけなので長さ調節はしにくい。
裾の縫い目分だけ折るものから一般的な2~4㎝。奇抜な物なら5~10センチ程度折り曲げるスタイルもある。
裾の縫い目や当たり等のデザインがそのまま残り、一折分なのでもたつきもなくシンプルでお洒落な雰囲気を演出できる。
ポイント
- 裾の縫い幅分⇒キレイで上品なロールアップをしたい人が選ぶ。
- 2~4㎝幅⇒一般的なカジュアルロールアップをしたい人が選ぶ。
- 5~10㎝以上⇒奇抜で斬新なロールアップをしたい人が選ぶ。
【メンズファッション】知る人ぞ知る変形『ダブルターンロール』
裾のデザインを残しつつ大きく長さを変えることができるロールアップテクニック。
通常5~10㎝程度裾を折り返し、折り返した中心を軸としてもう一度折り返すスタイル。
裾の縫い幅分だけ残して折り込むことがポイント。
裾の縫い目や当たり等のデザインがそのまま残り、長さも大きく変えることが出来る。
ポイント
- 折込幅5cm⇒キレイで上品なロールアップをしたい人が選ぶ。
- 折込幅6~8㎝⇒一般的なカジュアルなロールアップをしたい人が選ぶ。
- 9~10㎝以上⇒可愛らしくお洒落なロールアップをしたい人が選ぶ。
まとめ:ロールアップは手軽でお洒落なテクニック
と、いうわけでまとめると
まとめ
- ロールアップは抜け感とシルエットのメリハリを出す着こなし術
- 細巻きはキレイ目に太巻きはカジュアルに見せる
- すっきりとした裾の始末は印象が良い
- 足長効果がある
- 細身のシルエットになる
自分に馴染むロールアップをすることが『どことなくお洒落』な印象を作ります。
自分に馴染むロールアップのテクニックを見つけましょう。
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