時に、お出かけの際に『今日何を着ていこう』と思ったタイミングで、『今日の気温であればどんな格好をしていけば良いかわからない』といった経験は誰にでもある。
どれくらいの寒さなのか暑さなのか、はたまた暖かいのか涼しいのか。
気温を見てもピンとこないし、今の季節に着る格好として恥ずかしくないかは気になる所でしょう。
服は、温度を調整するモノではありますが、同時に自分を着飾る事で他者との差別化を行うという側面を持っています。
つまり、ただ単に暑い、寒いだけではなく、おしゃれかどうかを判断される材料にもなるという事ですね。
特に、『季節感』という言葉があるように、季節に合わない格好をしていると『なんかダサいな…』と思われてしまう可能性もあります。
なによりも、寒い、暑いといったストレスの感じる格好は避けたいですね。
あくまでも、気温に合った格好をしつつ、季節感を捉えるポイントを抑える事が重要です。
暖かい日に暑い格好をしていると、『暑そう…』と思われるだけではなく、季節感に合わない格好を選ぶダサい人にもなりかねない。
反対に寒いに薄着の格好をしていると、『寒そう…』と思われるだけではなく、季節感に合わない格好を選ぶダサい人にもなりかねない。
そんなことは勿論わかってはいるけど、気温、季節に合った格好がわからない。
そんな人の為に『季節を間違えない気温から見る服装の選び方』を紹介します。
気温と季節から見るファッション
- 気温と体感を基準として捉える
- 朝晩と日中の気温差を捉える
- 季節感と暦のタイミングを捉える
- 気温と着こなしの相関関係を捉える
まずは毎日の気温と服装の差異を確認する習慣を持つ
まずは、『今日の気温では何を着て良いかわからない』は、なぜ生まれるのでしょうか。
それは、日々の気温の変動に注力しているかどうかで命運が分かれます。
服に気を使っている人は意外と、気温と服装の相関関係を感覚的にでも身に着けています。
なぜなら、ファッションと気温は切っても切り離せない関係性にあるからです。
上記でも言いましたが、敢えてもう一度言うと、
服は、温度を調整するモノではありますが、同時に自分を着飾る事で他者との差別化を行う側面を持っています。
つまり、ただ単に暑い、寒いだけではなくおしゃれかどうかを判断される材料にもなるという事を念頭に置きましょう。
一日の気温の差は思っている以上に大きい
では、毎日の気温を確認する習慣をつけるとしましょう。
その際に、注意しなければならないのは『最低気温』と『最高気温』ですね。
一日の気温は、勿論一定ではありません。
朝晩は気温が下がるし、日中は気温が上がるのは当然のことですよね。
それなのに、最高気温に合わせた格好か、最低気温に合わせた格好かだけを意識すると失敗する事があります。
日中は丁度良かったけど、晩の寒さに耐えられない。
朝は良かったけど、日中の暑さに耐えられない。
と、いう経験はありますよね。
多少荷物になったとしても、体温を調整する気配りをして服を選ぶ事が必要になります。
大事なのは、自分が出かける時間帯に応じた気温の変化を確認する事なんですね。
- 細かい事はいいから早く気温での服装の違いを確認したいという人はコチラから気温で判断する服の選び方へ移動。
特に季節の変わり目のファッションは注意が必要
気温の変化が激しいのは、季節の変わり目の時期です。
毎日の気温の変化がそこまでない時は、昨日と同じ感覚で服を選べば良いですよね。
しかし、季節の変わり目では、一日一日、一日の中でも朝晩と日中で気温が大きく変化する事があります。
その細かい気温の変化も捉えて服を選ぶ事が必要です。
例えば、冬で言えば、アパレル業界では春の入荷が、正月明けから2月にかけて始まります。
おしゃれな人程、前倒しに買い物をするので、必然的に2月には春を意識した格好になってきます。
しかし、注意しなければならないのは、2月と言えば一年の内でも気温は低く寒い時期ですよね。
そんな寒い気温の日に薄手の春の格好を前倒しに持ってき過ぎると、寒すぎて凍えそうになるのはアパレルあるあるなんです。
それは、ついつい気持ちがはやって春の暖かい時期の格好をしてしまうからですね。
あくまでも、春の装いを冬の装いに混ぜる事が重要です。
一般的には、早すぎると『寒そうな格好をしているな…』と少し冷ややかな目で見られる事もありますね。
では、季節の先取りとはなんなのか。
このようなポイントに気を使える人がおしゃれな人なんですね。
感覚的に人々に与える先の季節を感じるポイントを述べていきます。
季節感と暦から判断する服装の特徴
勿論、地域によって気温は大きく異なります。
北海道と沖縄では、毎日の気温の差は勿論、季節の変化する時期も大きく異なります。
しかし、アパレル業界では地域の違いは多少あれど、季節の立ち上がりの時期はほぼ一定です。
地域によって売り場の展開面積や、着こなしのアイテムの違いはあれど、季節感のスケジュールは暦によって進んでいきます。
まずは、暦から見る季節感の感じ方を深ぼっていきましょう。
しかし、ファッションに関しては、前倒しに取り入れる事がポイントなので、暦で言う『四立』を目安に考えると分かり易いですね。
『立春』を境に変化する『春』を意識すべき服の特徴
立春とは、およそ2月の初旬になります。
2月初旬と言えば、体感的には寒く、一年の内で最も気温のさがる時期です。
しかし、年末年始のSALEが一段落ついたアパレル業界では、春の入荷が本格化してきます。
同時に、世のおしゃれな人々は、春を意識したポイントを取り入れ始めるのですね。
2月初旬で、差し色をイメージし、日々の経過と共に、前面に押し出してくるイメージを持つ事が大切ですね。
☑ファッションにお金や時間をかける余裕がある人は、2月に春を前倒しした冬物である『春色の冬素材(起毛やウール)』を買い足す事で、おしゃれに見せる事が出来ます。
3月~4月にかけて、春素材(アクリルニットやコットン)の春物を追加で買いそろえるのもファッションに対してのこだわりですね。
☑そこまで余裕がない人は、あくまでも冬の着こなしの中にポイントとして『春色の春素材(アクリルニットやコットン)』を重ね着で足す事を心掛けます。
2月~5月にかけて、長期間で春色を取り入れる事で、買い物頻度を下げつつおしゃれに着る事が出来ますね。
『立夏』を境に変化する『夏』を意識すべき服の特徴
立夏とは、およそ5月の初旬になります。
5月初旬と言えば、体感的には暖かく、同時に朝晩の肌寒さも感じる時期です。
日中と朝晩の気温差がある為、重ね着の調整が難しい時期でもあります。
ゴールデンウィークに差し掛かり、イベントが落ち着いた時期に、アパレル業界では夏の入荷が本格化してきます。
店によっては、春物のSALEが行われるのもこの時期です。
同時に、世のおしゃれな人々は夏を意識したポイントを取り入れ始めるのですね。
5月初旬で、差し色をイメージし、日々の経過と共に、前面に押し出してくるイメージを持つ事が大切ですね。
☑ファッションにお金や時間をかける余裕がある人は、5月に夏を前倒しした春物である『夏色の春素材(アクリルニットやコットン)』を買い足す事で、おしゃれに見せる事が出来ます。
6月~7月にかけて、夏素材(リネンや透け感のある薄い生地)の夏物を追加で買いそろえるのもファッションに対してのこだわりですね。
☑そこまで余裕がない人は、あくまでも春の着こなしの中にポイントとして『夏色の夏素材(リネンや透け感のある薄い生地)』を重ね着で足す事を心掛けます。
5月~8月にかけて、長期間で夏色を取り入れる事で、買い物頻度を下げつつおしゃれに着る事が出来ますね。
『立秋』を境に変化する『秋』を意識すべき服の特徴
立秋とは、およそ8月の初旬になります。
8月初旬と言えば、体感的には暑く、夏真っ盛りの時期です。
しかし、お盆からそれ以降で夏のクリアランスSALEの終わりと共に雰囲気が変わり、アパレル業界では秋の入荷が本格化してきます。
同時に、世のおしゃれな人々は秋を意識したポイントを取り入れ始めるのですね。
近年では、毎年のように残暑が厳しく9月の中旬まで暑い日が続きます。
しかし、ファッションとして捉えるとお盆以降、9月に突入すると秋をいち早く取り入れる事がおしゃれを感じます。
他の季節と違い、暑さは厳しく残るので秋色の夏素材に注力する事が好まれます。
8月初旬で、差し色をイメージし、日々の経過と共に前面に押し出してくるイメージを持つ事が大切ですね。
☑ファッションにお金や時間をかける余裕がある人は、秋を前倒しした夏物である『秋色の夏素材(リネンや透け感のある薄い生地)』を買い足す事で、おしゃれに見せる事が出来ます。
9月~11月にかけて『秋素材(アクリルニットやコットン)の起毛を意識した秋物』を追加で買いそろえるのもファッションに対してのこだわりですね。
☑そこまで余裕がない人でも、あくまでも夏の着こなしの中にポイントとして『秋色の夏素材(リネンや透け感のある薄い生地)』を重ね着で足す事を心掛けます。
残暑が厳しいので10月、11月の実需の時期に、冬まで使える秋素材(アクリルニットやコットン)の起毛を意識した秋物を揃えていくと買い物頻度を下げつつおしゃれに着る事が出来ますね。
『立冬』を境に変化する『冬』を意識すべき服の特徴
立冬とは、およそ11月の初旬になります。
11月初旬と言えば、体感的には寒く、同時に朝晩の寒さも感じる時期です。
日中と朝晩の気温差がある為、重ね着の調整が難しい時期でもあります。
ハロウィーンが終わり、イベントが落ち着いた時期に、アパレル業界では冬の入荷が本格化してきます。
近年では、毎年の年中行事の一つとなったブラックフライデーでは、秋物のSALEを行う傾向にあるので注意が必要です。
同時に、世のおしゃれな人々は冬を意識したポイントを取り入れ始めるのですね。
11月初旬で、差し色をイメージし、日々の経過と共に前面に押し出してくるイメージを持つ事が大切ですね。
☑ファッションにお金や時間をかける余裕がある人は、冬を前倒しした秋物である『冬色の秋素材(微起毛や薄いウール)』を買い足す事でおしゃれに見せる事が出来ます。
11月~12月にかけて、ぶ厚めのニットや裏起毛のスウェットに真冬に使う重めのアウター(ダウンや裏地付のコート)を追加で買いそろえるのもファッションに対してのこだわりですね。
☑そこまで余裕がない人は、真冬の着こなしをイメージした『冬色の冬素材(起毛やウール)』を揃えていく事を心掛けます。
11月~2月にかけては、服一枚一枚のぶ厚さと重ねる枚数で調整していく必要がありますね。
今日の気温を目安として判断する服装の選び方
ここまで、月や季節での着こなし方を記載してきましたが、先にしるしたように、地域によって勿論気温は異なります。
日々生活する中で、基準となるのは天気予報で知る事が出来る気温ですよね。
しかし、何度の時がどのような暑さ、寒さ、暖かさ、涼しさで、どのような格好で丁度良いのかは、意外と意識しないとわからないモノです。
気温によって意識するべき服装を下記に紹介していきます。
氷点下~5℃程度の気温では極寒の真冬の着こなし
真冬の寒さが厳しく、とにかく厚着をする気温です。
同時に、屋外と屋内の気温差が激しいので出かける所次第では、着脱で調整できる暖房対策が必要な時期でもあります。
極端に言えば、半袖の上に一枚暖かいダウンを着こなすのでは、暖房のきいた屋内に入った際に『ダウンを脱げなくて暑い…』という経験をした人もいるのではないでしょうか。
6~10℃程度の気温では寒さ深まる冬の着こなし
寒さが続く、素材の厚みや暖かさによって重ね着を調節する気温です。
ダウンや厚手のコート等の中には少し暖かくなりすぎない薄手の重ね着を、薄めのアウターがメインなら保温性の高い重ね着使いのニットやスウェット類をぶ厚めにするのがよいですね。
11~15℃程度の気温ではじんわりとした寒さが続く晩秋、初春の着こなし
じんわりとした寒さが続く、素材の厚みや暖かさによって重ね着を調節する気温です。
薄手のアウターがメインになる気温です。
冬を連想させるウール素材やダウン等の使用は控えるのが良いですね。
『晩秋』であれば冬の先取りはまだ良いですが、『初春』であれば冬の着こなしをひっぱっていると時季外れの格好に見られるので、春の色、素材を取り入れましょう。
16~20℃程度の気温では少し肌寒い春、秋の着こなし
肌寒さを感じる、素材の厚みや暖かさによって重ね着を調節する気温です。
基本的には、コットン地やナイロン、ポリエステル等の季節を感じさせない羽織のアイテムや、すこし薄手のスウェット等がメインになる時期ですね。
春であれば『春色』、秋であれば『秋色』というように、素材よりも今の季節を考慮した『色』に注目する必要があります。
21~25℃程度の気温では朝晩の涼しさ感じる晩春、初秋の着こなし
日中と朝晩の気温差が大きく、日によって変動も激しい為、コンパクトに持ち運べる羽織物が必要な気温です。
基本的に、アウターは体温調整し易い着脱しできるものを選ぶのが良いですね。
シャツやZIP UPのスウェット類にカーディガン等の重ね着アイテムをメインアウターとしても使える時期です。
『晩春』であれば夏の先取りは良いですが、『初秋』であれば夏の着こなしをひっぱっていると時季外れの格好に見られるので、秋の色、素材を取り入れましょう。
26~30℃程度の気温では暑さ感じる初夏、残暑の着こなし
暑さが続く、素材の薄さや涼しさによって重ね着を調節する気温です。
体感的に暑さを軽減する季節素材や、一枚着でも暑さ対策のいる時期ですね。
『初夏』であれば夏を感じる素材や色を積極的に採用、『残暑』の時期であれば、真夏のアイテムを控えて秋物を取り入れ始めるタイミングでもあります。
30℃以上の気温では猛暑が続く夏の着こなし
真夏の暑さが厳しい、とにかく薄着で乗り切る気温です。
接触冷感や通気性、速乾性に優れた素材を積極的に検討するのが良いですね。
同時に、屋外と屋内の気温差が激しいので出かける所次第では、薄い羽織等の冷房対策が必要な時期でもあります。
暑い毎日ですが『残暑』の時期であれば、真夏の色を控えて秋色を意識し始めるタイミングでもあります。
着る服に困ったらコーディネートで買えるおすすめ通販サイト
では、実際に何を参考にすれば良いのか。
着る服がわかっても、『今持ってないな…』という人もいるのではないでしょうか。
そんな人に重宝するのが『マネキン買い出来るファッション通販サイト』です。
今着れる『コーディネート』、今から少し先の『コーディネート』をまとめて買える通販サイトですね。
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その上で、気に入ればそのまま買えるのが嬉しいポイントです。
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まとめ:少し先の季節を意識した服装と気温の相関関係で選ぶのがおしゃれの基本
と、いうわけでまとめると
気温と季節から見るファッション
- 気温と体感を基準として捉える
- 朝晩と日中の気温差を捉える
- 季節感と暦のタイミングを捉える
- 気温と着こなしの相関関係を捉える
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少し先の季節と現状の気温を加味する事で『おしゃれを楽しむ事』は出来ます。
少しでもあなたのファッションライフのきっかけになれる事を切に願っています。
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